デトロイト・メタル・シティ

原作既刊分読了済み。
観てる最中は「ギャグの演出がいまいちもっさりしてるな」「邦画のギャグ系の作品ってだいたいそんな感じな気がするな。マンガ原作は特に」「役者の演技も松ケンとロバート秋山と大倉孝二以外は微妙だな。ちゃんと原作読み込んでるのか?」とか突っ込んでたんですが、今になって思い返してみると、それなりに良い意味で微笑ましい作品だったなーと。部分部分に文句はあっても、作品としての全体の筋は通っていたので、観終わった後には満足感があったし。でもやっぱり欲を言えば、あと5割増し位でハッチャけて欲しかったですね。演出次第ではたぶんそれができたと思うので。ワシはキレキレの映像とハッチャけた演出が好みなんじゃよ。

それにしても松ケンは良かった。松ケンがいたから何とか作品として成り立ったと思うくらいに。ああいう「マンガ演技」って、露骨に出来る出来ないが分かれるからなぁ。そういう意味では、上記三人以外のキャストを変更しての続編はありだ。松雪泰子は見た目はサイコーでしたが、演技はちょっと違う感じだったので。



あ、「死霊のえじき」のリメイク版やるんだ。っていうかもう公開かよ! うわー、これこそ絶対観たいけど、こっちじゃやんないよなー。糞が!