カイジ 人生逆転ゲーム

原作は賭博破戒録まで既読。アニメ版も観賞済み。
わりと悪くなかったと思うんですけど、原作ファンからしたら全然ちがうじゃねーか! って部分もあるのかなぁ。でも2時間の映画で原作を広範囲にカバーする内容にしたら、ああいう圧縮できるところは圧縮してスピード感を出し、分かりやすいテーマ性を強調した作りにするしかないですよね。個人的にはペリカのくだりをやってくれただけでもう満足。鉄骨渡りだけは、ある程度尺がないとあの切迫感が表現できないので、なかなか難しい感じではあったけれど。藤原竜也は予想以上にダメ人間で良かったし、利根川も蛇演技が良かった。オチも基本的には原作準拠なんだけど、少し演出を変えることで「人生(即ち己自身)を逆転する」という部分を強調したものになっていて、なんとも爽やかな気分になれた。うん、やっぱり良い映画だったと思う。


ああ、なんか今思い返しても9月から10月前半にかけてはもったいないくらいのオタイベント尽くしだったな、糞ったれが! もう楽しいことなんて俺には…ない!(リアルに)




えーと、マンガ感想が続く。