トランスフォーマー

トランスフォーマー関連の知識はゼロ。アニメも観たことなし。その上での感想ズラ。


前半は最新CGで繰り広げられる「宇宙人侵略物」テイストでなんともwktkな感じだったんですが、後半になるにつれて(というか主役ロボット達がそろってから)子供向けロボットアニメテイストが強くなってきてなんだか眠くなってきた……というのが全体の感想でしょうか。要するにインディペンデンス・デイや宇宙戦争は観たいけど、「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」みたいなのは別に観たくないってだけの話でした。

うん、だからオートボットをあんまり前面に出さずに、ナイト2000的な扱いで済ませつつ、基本的には人類側の(というか米軍の)知恵と勇気と火力と機転で大逆転大勝利、みたいなのが観たかったです。キャラクターやらCGの使い方やらギャグシーンやらは十分に魅力的だったので、私的には尚更「おしいなー」という気分。トランスフォーマー的にどうかは分かりませんし知りませんし興味ありません(ひでえな)。


ま、それよりも印象的だったのが、劇場で観たんですが真後ろに若い外国人(というか絶対アメリカ人)の集団が座ってて、始終「WHAAAAAO!」とか「OOOPS!」とか「HO! HO! HO!」とか叫びながら爆笑の連続で観ていたので、「俺はいつの間にかアメリカの映画館に迷い込んでしまったんでしょうか、町山兄貴?」と錯覚するほど圧倒されました。日本人って基本的に黙々と観てて、それがマナーでもあるからまぁいいんですけど、やっぱりどうせならああいう風にゲラゲラとオーバーリアクションで笑いながら観たほうが楽しいよなぁ、とか思いました。うんぞなもし。