ハウルの動く城

もう富野汁でお腹一杯なんで、どうでもいいっちゃーいいんですけどね。でもまぁ、これはこれで頭クラクラする映画だったんで感想書いときます。箇条書き。

  • ハウルは本当にカッコよかった。細かい動きに色気がある。性格もヘタレというよりかは、「天真爛漫な子ども」といった印象。これは女の子がワーキャー言うのもしょうがない。っつか、俺生まれ変わったらハウルになる。流れ星に当たる。悪魔と契約する。それであの汚くてクッサイ城にこもって、大酒かっくらいながら日がな一日映画とかアニメを観る。定期的に思い出したようにソフィー(もちろん若いほう)のケツを触ったりもする(生まれ変わった意味ねえ)
  • キムタクの演技にはびびった。上手い。例のしょっぼいハスキーボイスなんだろうと思いきや、少年的な瑞々しさを感じさせる声でビックリ。第一声を聞いたときはキムタクだとわからなかったぐらい。なんだか「ふざけんな」という気分。
  • ソフィーは「ババア」と「娘」の落差によって、エロさが出ていたように思う。「ババア」があるからこそ、「娘」のときの足首の細さとか腰からケツにかけてのくねり感が強調されていて、俺の股間の動く城が蒸気を噴き出さんばかりに(以下略)
  • 倍賞千恵子もわりとがんばってたと思う。確かに「娘」の声までやらせるのはキツイが、ギリギリで聞けないほどではなかったし。
  • 大塚明夫、チョイ役すぎ。
  • アニメーションはもうひたすらに心地いい。アニメの「動き」に関しては、やっぱり宮崎作品が1番なんでしょうなー。
  • 流れ星がクルクル回るシーンは「ふおお」となった。
  • 空や雲の背景だけでもごはん三杯いける。
  • ストーリー? わからん。後半から話を端折りすぎ。いろんなシチュエーションをつなげたら1本映画ができちゃいました! とでもいうか。
  • どうせまた儲けるんだから、次はあらん限りの作画力と想像力をつかって新たな冒険大活劇を創ればいいじゃない。
  • DVDでヘヴィーローテーションしたい。
  • 何十年も歩み続けたジジイはスゲーや。いろんな意味で。