最終奥義

■今日のボーボボアニメはひじょーに良い出来でしたな。話、絵、演出、声、音楽、効果音、すべてがしっかりと噛みあっていて気持ちよかった。こういうバランスの妙こそがアニメの真骨頂というか、ならではの良さだと思う。作画だけが突出してるとかは、やっぱり邪道でしょう。そういうのが駄目だとは言わんけど。

でもこういうすべてが噛み合ってる回のほうが稀なんだよなぁ。だいたいはバランス悪いながらも、押し切ってる場合のほうが多い。まぁ、回によって質に大きな差がありながらも、たまにすげー回があるっていうのが長期シリーズの面白さですけどね。1クールの短期アニメじゃ、手探りしてる途中で終わっちゃうから。


■肉体面、精神面、両方あわせた意味での「調子」がとてもイイ。おそらくベストに近い状態ではなかろーか。常にこういう状態を維持できたら最高なんだけど、そうはいかないのが難しいところだ。上記の話とちょっとつながるが、こういう「調子」も、あらゆる細かい要素のバランスによって成り立ってるわけで、それを完璧にコントロールするなんていうのは、人間には不可能だろう。それこそ長期シリーズのアニメみたいに、良いときもあれば悪いときもある、っつー感じで乗り切っていくしかない。もちろんベストの状態になれるよう、常に努力を惜しまないのは当たり前ですが。

生活を「回転」させるよう意識するのは、そういった努力の助けになると、最近気づいた。あとはひたすら経験をつんで、勘とセンスを磨き鍛えるしかないだろう。


■TVでやってる「二つの塔」をBGVにしつつ、チラチラと観る。LOTRが自分的にいまいちなのは、やっぱり「敵がショボイ」のが最大の原因だと改めて気づいた。雑魚キャラとか動物系のモンスターがいくら集まろうと、にぎやかし以上のものにはならん。いくら数を集めてもダメ。外道騎士とか、気狂い魔導師とか、鬼畜戦団長とか出さないと。

「お前の好きなゾンビだって、ただの雑魚のにぎやかしだろうが」ですって? ゾンビは別格だ(気狂いの目で)