ミスト
原作未読。スティーヴン・キングものはわりと読んだり観たりしてるんですが。
なんつーか、キングの作品でもこの手の「vs未知の存在」的な内容のやつはどーしてもオチがガックリしがちなんだけど(状況の描き方は上手いだけになおさらそう感じる)、それは「散々引っ張っといて化物、もしくはその化物の退治の仕方がこれかよ」的なションボリ感に起因するものが大きいと思うんですが、今作はそれとはまた違う意味でガックリ。いくら絶望的つっても、あの程度の絶望レベルで主人公があんな行動取ったんじゃ話になんねーよ(ガッツを見習え)(それは無茶だと思います)。説得力がゼロ。あともうひと捻りくらいないとさぁ。
けど店内のイザコザの描き方とか、化け物の見せ方とかはイイ感じでした。それだけにという感じ。射撃チャンピオンのおっさんは最高。ガイキチババア射殺した時はガッツポーズしたね! その直後にあれだよ……。
うーん、口直しにペット・セメタリーでも観ようかしら(どんな口直しだ)。もしくはサイレントヒル。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 87回
- この商品を含むブログ (260件) を見る