フリージア - エオルゼアの終端

原作既刊分読了済み。現在、松本次郎プチ祭り中。

感想は……文句しか出てこないのでやめておこう（苦笑）。むしろマンガ原作の映像化（映画化）の難しさについてアレコレ考えてしまった。
基本的に、よっぽど脚本とかに自信がない限りは、作品のキモになる部分だけを頂いて、あとはまったく別のオリジナルと言っていいレベルの作品に再構築してしまった方が、作り方としてはベターだなとか思ったり。特に映画の場合だと、尺の関係上、エピソードを詰め込みすぎたら、単にストーリーを追いかけるだけの代物になるし、キャラの掘り下げにも限界がある。実際の役者に、マンガのキャラを演じさせることの根本的な無理さもキツイし（のだめみたいな例外はあるけれど）、映像面では予算の制約がつきまとう。当然よっぽど出来が良くなければ、原作ファンの不興を買いまくりだし。
なんだよ、マンガ原作の映画化なんていいことないじゃん！　特に邦画でマンガ原作をやろうなんて自殺行為だ。そういう意味ではデスノートは偉かった。よく頑張ったと思う。久々にDVD観直そうかしら。勿論、ローライトを愛でるためだけにな！

…あー、「全体的にはつまんないけど、見所のあるマンガ原作」の映画化なら、勝ち目はあるかもなー。