本棚も天井まで届くようなデカいやつにしとくべきだったかなぁ。でもあんまりデカイと床が傾きそうで怖いんだよな。只でさえ本って重いし

  • スラムダンク(1)

「今さらだけど内容忘れちゃってるのでドメジャーなマンガを再読しよう」シリーズ第1弾(またまた長ーい)。1巻まるまる桜木がバスケを本格的に始めるまでの導入に使っているのに驚く。テンポ重視の最近のマンガだったらこうはいくまい。それだけ内容に自信があったってことか。

「今さら(以下略)」シリーズ第2弾。この作者の描くマンガも随分独特だよなぁ。まぁものすごくオタ系ではあるんだけど。

ドラマ効果で久しぶりに購入。なんかもう安定感抜群ですね。安心して読める。

うま子の話が面白かった。このマンガもキャラクターが揃ってるから、安定株でどんどん続けられるようになりましたなー。このまま長寿ギャグマンガとしてやっていくのかしらん。ファンブックは尾田栄一郎さんとの対談やアシスタントとのトークが載っていて面白かった。個人的にジャンプ作家って一部の作家を除いては、未知の感じが強くて、こういうジャンプ作家同士の対談なんていうのは随分と興味深いものがある。

  • 学園創世猫天!(3)

うーん、なんだろうなー、本当「ふつー」としか言いようがない読み心地だな…。年齢やこれまでの読書歴のせいもあるんでしょうけど、やっぱり、どこか「ヒネッた」部分がないと読むのがツライと思いやすいってのはありますねぇ。「つまらない」のとはまた違う意味で。

上の感想と同じ意味で、この作品もちょっと「オーソドックスの範囲」過ぎると感じた。もうちょっと「武侠」な要素を強くしてもいいんじゃねーかなー。もしくはもっと破天荒なノリにするか。単に好みの問題なんですけどね。

スリーハンドレッドもびっくりの血みどろファイトっぷりですが、非常におもしろいです。これだったら「ヴァイキング物」にした意味がありますねぇ。根っこはしっかりと幸村節なのもたまらん。

俺に武将やこの時代の歴史的な知識があったら、もうちょっと深く楽しめるのかなとも思いますが、まぁ普通に読んでも十分に楽しめますね。こういう現代美術的な「いかに文脈を読み取るか」っていう部分も勉強すると楽しそう。

基本、スポーツ系のマンガは苦手なものが多いんですが、そんな俺でもこれなら読めると思えるようなサッカーマンガ。でも、続き読むかと言われたら即答出来ないんだけど。よっぽど惹きつける部分がないとねー…。ジャンルは違うけどスラダンって本当凄かったんだなと。

アニメの評判も良いし、久米田先生の元アシとかそういう繋がりもあってまずは1巻を試し読み。アニメをチラッとだけ観た時の印象から、オタ受け、楽屋オチな作風なのかなと思ってたんですが、意外とちゃんとしたラブコメ風味ギャグ物になっていて好印象。でも、続き読むかと言われたら即答出来ないんだけど(なんなんだお前は)。はい、好みの問題です。

小学4年生の「ともお」とその団地友達との日常を描いたちょい地味ギャグマンガ、みたいな。「小学生の感じ」がよく出てるなと思います。個人的に好みなフィクションにおける小学生像は「レベルE」のあの小学生戦隊の連中なんですが(全然違うじゃねーか)。

同名ラノベのマンガ版。作画も原作イラストと同じ深遊さんが担当。マンガ製作ってイラストを描くよりも多分10倍は大変なんじゃねーかと思いますが、番外編的な話でいいので、ちょろちょろと描いてくれたら嬉しいです。

  • 謎の彼女X(1)(2)

これは好きですね。俺が知ってる数少ないボーイミーツガールなマンガの中では1番かもしれない。古典的なのかも知れませんが、やっぱり思春期くらいの男子にとって女子は「不可思議」で「魅力的」な存在であって欲しいですよね。そこら辺の願望をうまーく形にしてくれているマンガ。「よだれ」ってのがまた凄いな(笑)

ひぐらしも結局、ゲームはPC版、PS2版ともに積んだまま、アニメは第2期の10話目くらいでストップしたままになってるなぁ。まとめて全部やりたいし観たいとは思ってるんですが、このまま風化していく気も…、あああ。

こ、こえー。今まで読んできたどんなホラーよりもこえーよ。こういう「金融物」っていろいろ作品あると思うんですが、全部こんなに怖いんですか? この「どん底には光も届かない」感は読んでてガクガクブルブルしてきますね。人間、越えたらいけない一線があるといいますが、その一線の境界が曖昧だからこその怖さなのかもしれない。「分相応に生きる」のも大事だねー。

  • レッド(1)

この作品も「越えてはいけない一線」を「大儀」だの「イデオロギー」だので踏みこえちゃった若者を描いてて、ある意味怖い。そういう時代だったと言えば、それまでなんだけど、そんなのは言い訳にもならないしねぇ。

  • 愛…しりそめし頃に…(1)

まんが道」の続編。やっぱりいいね、まんが道は! 20歳を過ぎた青年時代特有の「まんが道を行くか! 青春を謳歌するか!」的な部分で懊悩するのも、なんかすごくいいよ。そこでちゃんとまんが道を突き進めるのも、仲間がいるからこそなんだろーなー。俺も見習わないと。




……さて、地獄に戻るか。