最近読んだマンガ

マーガレットが花を植えてるシーンでニヤリ。つくづく「うしおととら」は傑作だった。このマンガも藤田節炸裂で面白かったですよ。

アニメは1話だけ観て止まってるんですが、マンガは藤原カムイの絵がアニメ以上にハマッているんじゃないかと感じる。上手い。

  • 東京事件(1)

ちょっと分かりづらい。1回読んだだけじゃ話が分からん。同じ大塚英志原作で同じ戦後モノの「アンラッキーヤングメン」が凄かったので、もっとガラッと変わった雰囲気でやってくれても良かったんじゃないかとも思う。

押井でも、立喰師モノは大好きなんですが、このケルベロスサーガってやつはなんとも……。立喰師の続きやってくれるのは大歓迎なんですけど、こういうアプローチはちょっとなぁ。

  • 監督不行届

ペッ!(苦々しい顔で路上に唾を吐きかける。その唾が誤って通りがかりの幼稚園児の顔にペチャリ。幼稚園児は気にも止めず通り過ぎるが、しばらくしてクルリと振り返り「チッ」とだけ舌打ち。それを睨み付ける俺)。内容についてはまぁいろいろと感じ入るところがあってまともに書けません。ケケケ。

ファビオラはなかなか際どいキャラで、「どう話が転がっていくのかしらん」とやや不安にエピソード序盤を読み進めていましたが、杞憂に終わりました。連絡会のシークエンスとロック×レヴィのシークエンスのやりとりには震えた。すげぇな。絶対アニメの続編やらなきゃな。

  • ヨルムンガンド(3)

うむ、面白い。ココがすごく可愛いし。

  • ZETMAN(8)

ちょっと冗長になってるかなぁという気が。まぁここからなんだろうけど。

俺もパツキン美少女にしごかれてぇなぁ、エヘヘ(弛緩しきった顔で)。おっと、いけねぇ。自重自重。

「自分の才能を将棋一点に賭けた」「女だけは必死で積み上げてきたものの隣に一秒で座る」。アハハハハ、いいな。ガチだ。すばらしい。おもしろいです。

らき☆すたネタはやらないのかしらん。おいしいのに。

感情の機微をエピソードとして描かせたら相当上手いっつーのがよく分かるエピソードですな。組織のグダグダ感みたいなのを見せるのも上手い。

なんか、ハガレンの初期を読んでいた頃と同じ印象を持った。「ベタやな」という印象。ハガレンはそこからどんどんこなれていったんだけど、今作はどうか?

かわいくて元気な子どもと遊んだり、女子高生と近所づきあいしたり、ゆったりした時の中で毎日を送る。ああ、俺もこんな生活送りてぇなぁ(出世競争に疲れ切ったサラリーマン顔で)。

オッパイはとことん追求するんだな(笑)。でもかなり作者さんの絵力も上達してきており、素直に「エローい」と思いました。またそのエロさがなんともいえないサヴァイヴ感を演出している。路上での絶体絶命の戦闘シーンも良かった。うん、これは面白いわ。

「這って動く!」……このセンスは他にちょっとないよな(笑)。いやー、楽しませてくれること。

1年半も待たせくさって、絶対許さないんだからね! とか思って読んだんですが、すごく面白いのですぐに「富樫やっぱ天才」とか思ってしまいました。本誌の連載もいきなり盛り上がってきたし。まいったニャ。

とりあえず旧作分のコミックスのみ再読。10年ぶりくらいに読み返したけど、やっぱりすごく変わったマンガだったんだと再認識。根っこはとことん少年マンガだし、展開もいかにも週刊連載的な行き当たりばったりぷりだが、表現の仕方がなんというかすごくヘン。そしてそこがすごくイイ。連載再開分はまだまったく読んでいないので楽しみ。

大傑作。「最強伝説黒沢」や「銀と金」もおもしろかったけど、これは極めつけ。これで泣かなきゃ男じゃない、とか言いたくなるくらいの魂の熱さ。ほとんど全編が読みどころと言っていいくらいの内容の濃さ。限定ジャンケンだけでも凄いと思ったが、さらに続く人間競馬に橋渡りにEカード…! いや、本当、凄いわ。今さらだと承知で、マジ福本伸行すげぇ。もう1回読み返そう…。