万の単位でコミックス所持してる人とかってどこに保管してるんですか京極邸みたいな有様なんですか圧死するのも厭わないみたいな精神状態なんですか僕はそこまで思い切れませんスペシャル!
- ウルフガイ 狼の紋章(1)
言わずと知れた(というには古い作品だが)平井和正先生の名作シリーズが、「アクメツ」「コミックマスターJ」の田畑&余湖コンビの手により復活。意外というか2007年の今になってウルフガイをやるという事自体に驚き及び歓喜。内容的にはバッチリとバイオレンスでちょいエロスな作りになってるので文句なし。これで平井作品に特有の「情念」が加われば完璧なんですが、それはキ○○○じゃなきゃ無理なのでしょーがないか。
- 世にも奇妙な漫☆画太郎(1)
この人のマンガってなんかどんどん雑になってきてるよなぁ(笑)。もともとテンション芸の人ではあるけど、もうちょっとこう昔のほうがプラスアルファの部分があったような気がする。長編と短編の違いも大きいんだろうけどね。基本的には好きです。
- 隠の王(1)
忍者物で、頂点に立つ力を手に入れるための争奪戦が繰り広げられる、っていう内容以上でも以下でもない、まぁわりとありきたりな…。それが悪いってわけではなくて。私みたいな半端に年のいってる人間が読むには辛い、というだけで。ニンニン。
- 未来日記(1)
「携帯電話を使った予知能力者同士のバトルロワイヤル」というアイデアと導入はかなり胸躍らせるものがあったんですが…。いざ能力者同士の争いが始まったら、どうも陳腐感がちらほらと。なんだろうな。もうちょっと現実寄りというか、シリアスなノリでもいいかもしれない。続きはそれなりに気になる。
- ビジュアル探偵明智クン!! (1)
阿部川キネコ先生はオーフェンの四コマとか描いてたころから好きです。微笑ましい濃さの笑いが心地よいのですよ。ええ。
- 無限の住人(3)(4)
改めて言うことでもないだろうけど「不死身の体を持つ」っていう設定がかなり利いてるなぁと。「肉を斬らせて骨を絶つ」の究極バージョンみたいな戦法で辛うじて勝利している卍さんにハラハラドキドキ。そういった部分も含めて、他にはないノリのマンガですな。ボチボチと読んでいく予定(未定)。
- シグルイ(9)
うーん、ちょっとやりすぎかな、これは。牛股の暴走は余計だろう。勝負の緊張感が完全に途切れて、話の方向性も急によく分からなくなってきた。回想もちょっと入れすぎな気がする。後々に向けての伏線を張ってあるんだろうけど、これじゃ逆にコントロールが利かなくなるんじゃないか。どういう風に話をもっていくんだろう。
- それでも町は廻っている(3)
生きていく上ではこれくらいの毒気のなさが丁度いいよ。荒れた学生とかもう見てらんないもの! 自分の中学時代を思い返してみると、控えめに言っても戦場だったが…。ええ?
- ぼくらの(7)
本当、暖かさと残酷さがギリギリのラインでせめぎあってる作品だ。死も生(性)も愛も憎しみも覚悟も迷いも全部が等価。すごく不安になるけど面白い。
- 新吼えろペン(8)
今回はどのエピソードも秀逸だったなぁ。島本先生は恐ろしいまでの客観的な観察眼と、恐ろしいまでの前のめりっぷりが混在しているところが面白い。どこまでわかってやってるんだろう?
- スティール・ボール・ラン(12)
ギャンブルの部分は流石に往年の荒木節を感じさせましたが、それ以外はなかなか判断に困るところ。まぁジョジョに関してはリアルタイムで読んでいる時は、その真の面白さに気づかない、っていうのはあるんでまだ何とも言えないんですが、この読んでて息が詰まる感じはなんなんだろうか? 1回まとめて読み込んでみるべきかな。
- 鋼の錬金術師(17)
話の組み立て方といい、キャラの動かし方といい、初期に比べれば随分と気が利くようになったよなぁ。作者さんが本来持ってた素養が、良い意味で作品ににじみ出てて、それが少年漫画として非常に美味な調味料になっている。最終話まで安心して読めそう。
- ワールドエンブリオ(3)
ビジュアル的な安定感は文句ないんですけどねー。もうちょっと話や設定に新鮮味が欲しいかな。主人公の軸さえブレブレしてなきゃ、もっとわりと無茶やっても良いと思うんですけどね。「武装錬金」なんかは、その点である程度冒険していたのでまだ読めたんだけど。
とりあえず寝ます。続く。