• 自虐の詩(上)(下)

『幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに──意味がある』

「シリーズ・名作を旅する」と題して(今、思いついた)、お送りする当コーナー。記念すべき第1回は「自虐の詩」です。呉智英が「これマジ泣けるから。超ヤバイ。ありえないから。ホント読んでみ?」と言っていたので読んだ。上巻までは「ふむぅ」くらいで読んでたんですが、下巻になり熊本さんが出てきたあたりから俄然面白くなってきて、ラストの再会に至ってはもう……。マンガで「嗚咽するくらいに泣いた」っていうのは初めての経験でした。こんな偉大なる先達があるんだったら、この手の人間ドラマ的なやつってもう創る必要ないだろって位のレベルですね。『幸や不幸はもういい』とまで言い切ってるんだから。すげえ。

で、映画化っていうのは冗談ですよね? しかも主演が中谷美紀阿部寛? 成り立たねーだろ。いや、ケイゾクやTRICKは超大好きではあるんですが…。

  • マフィアとルアー

TAGROさんは快楽天でやってた飯野賢治みたいなキャラが出てくるマンガを読んだ頃から注目してました。アレやコレやで他人とは思えませんので、他人とは思いません(ストーカー発言)。

子連れって時点でもはやオタクじゃないのさ……(問題発言)。

初・柴田ヨクサル。アニメのエアマスターは楽しみに観てましたが。マンガも集めようとは思ってたんですが、なんせ巻数が多いんで…。これは将棋マンガですが、ノリは完全に格闘マンガですので、今後が楽しみです。

毎度思うことですが、ネタの密度が尋常じゃねぇ。あと江川達也はいつの間にか「漫画家の敵ナンバーワン」になってますか? 新條まゆ悪魔合体したらさらに強力に。

GANTZっていう便利な「器」をよく創ったもんだなぁと今更ながらに感心。なんでもありだもんね、基本的に。

クレイモア・ワンに感情移入する俺は末期ですか、糸色先生?

あずまきよひこがこういう題材でマンガを描いてるっていうのが、もう、鬼に金棒というかチンコにピアス(真珠)というか……、おじさんまいっちゃったな(なんだそりゃ)。

てめえ、笹原! もう辛抱ならん! てめえはアレか? 荻上さんのアレに(壁にデカデカとクレヨンで卑猥なマークを描く)てめえの粗末なナニをこうして! こうして! こうしたわけかぁぁぁ!!!(己の頭を亀頭に見立てて、壁にめがけてダイヴ・イン)。……は! この血は…、やっぱり荻上さんは…、それを笹原、てめえは…こうして! こうして! こうしたわけかぁぁぁ!!!(自分の頭から流れている血を、荻上さんの破瓜の血だと勘違いし更に興奮、壁にめがけてダイヴ・イン)。
ハァ、ハァ、ハァ………畜生、なんだよこれ! 俺が今まで触れてきたマンガ、アニメ、映画、小説、ゲームの中でも最強のハッピーエンドじゃねえか! 違うだろ! 笹原、てめえは荻上さんに告白するも無惨に玉砕、傷心のところを斑目に慰めてもらって同衾ENDっていうのが正しい在りようだろ!? そうすりゃ大野さんも大喜び、サービスでパイオツのひとつも揉みしだかせてくれるってもんじゃねーか!! それをてめえは……くっ、くふぅ、ふぅぅぅぅぅぅ!(自虐の詩を読んだ時の三倍くらいの勢いで号泣。むしろ血涙)