ロリータ

ナボコフの原作は読んだことないから分からんが、蠱惑的で変態的な官能世界を期待して観ると肩透かしを食うかも。ロリータ役の子がロリータと言うには、結構老けてるというか大人っぽくて、そういう娘に入れ込んでる主役のオッサンも援助交際のオッサン以上のものには見えない。ストーリー的には後半の話の飛び方が「ハァ?」と思った。ちょっと唐突。オチもあんな風に最初にもってくるような構成をせずに、普通にラストにもっていけばよかったのに。でも一種のコメディーとしてはおもしろかった。ピーター・セラーズはやっぱり良い。欲求不満のおばはんとかあんまりと言えばあんまりな扱いだよな(;´Д`) 不満点は色々あるけど、トータル的に観たら好きな作品です。