アンデッド

怪作。最初はブレインデッド系のおバカスプラッターかと思いきや、なんかトワイライトゾーンみたいな展開になってきて、そして最後は…みたいな感じ。内容も少女ゾンビが拳で婆さんの顔をぶち抜いたり、セスナのプロペラでゾンビが爆砕したり、色んなところに仕込みまくった二丁拳銃&三連ショットガンで武装した漁師が暴れまくったり、最近の映画ではまず観られない好き勝手ぶり。かと言って荒削りな印象はなく、凝った画面作りやレトロな音楽などセンスの良さを感じる。こんなゾンビ物ははじめてである。何回も観ようって気にはあまりならんが、初見なら確実に「なんじゃこりゃー!」ってなると思う。作品の性質上、一般受けはしそうにないが好きです。こんな映画に出資する人がまだいたってのも嬉しいじゃないですか。もっと作れー。(←制作費は全部、自分らで捻出したらしい。やっぱりそんなもんか)